研究内容
口腔がんの硬さを伝道~ベロたんプロジェクト~ *返礼品あります*
かわいいだけじゃない!!医学部×工学部×企業が挑む、ふわゆる口腔がん触診モデルキャラクター開発
口腔がんを早期に発見するため、私たちは数年前から山形大学工学部や県内企業と連携し、さまざまな研究に取り組んできました。なかでも、AIを用いた画像判別の研究はすでに実用化に近づいています。
しかし、AIがいくら進歩しても、画像だけでの診断には限界があると考えています。
実際の診療では、視診だけでなく、触診──つまり“触れて硬さを確かめること”で、見た目だけではわからない情報を得ています。なぜなら、がんには“がん独特の硬さ”があるからです。しかしながら、この硬さは実際に触れた経験がなければ理解できません。「硬結」「弾性硬」「石様硬」などがんの硬さを表現する言葉は多々存在しますが、その言葉から実際の硬さを認識させ共有することは難しいです。そこで私たちは、3Dゲルプリンターで場所によって硬さの異なるゲルを作り出す──世界でも有数の技術を応用し、舌がん独特の硬さを再現することに成功しました。さらに、より一般的な普及を目指し、このがん独特の硬さを持った「ふわゆる」キャラクター、ベロたんを生み出しました。今後はこのベロたんを一般啓発モデルとして広く普及させ、より多くの人たちに、がんの硬さを知ってもらいたいと考えています。それが口腔がんの早期発見につながると信じています。しかしながら、この普及までにはまだいくつもの課題があります。かわいいだけじゃない、口腔がんの硬さを再現したこの「ベロたん」を一日でも早く世に送り出すためにも、支援のご協力をお願い致します。
返礼品は5種類の「ベロたん」です。
口の中にはさまざまな病気ができますが、一般的に、がん(悪性病変)は硬く、良性の病変はそれよりもやわらかい傾向があります。私たちは、日常生活でよく見られる疾患のうち、「舌がん(悪性腫瘍)」、「舌線維腫(良性腫瘍)」、「舌乳頭腫(良性腫瘍)」、「口内炎」、そして健常舌の「硬さ」を再現した、山形大学医学部オリジナルキャラクター「ベロたん」を開発しました。ご支援いただいた方への返礼品として、支援額に応じて「ベロたんキーホルダー」をお届けします。触っていただくと、それぞれの病変部分の硬さが異なることに気づくはずです。ご家族やお友達と一緒に「ベロたん」を触りながら、口の中にできる病変の硬さについて気軽に学べる機会を提供したいと考えています。
返礼品一覧
| 寄付額 | |
| 1万円 | 口腔がんベロたん 1つ |
| 3万円 | 口腔がん、健常ベロたん 計2つ |
| 5万円 | 口腔がん、健常、線維腫ベロたん 計3つ |
| 10万円 | 5種類のベロたん全て 計5つ |
| 20万円 | 5種類のベロたん全て 計5つ |
| 専用アクリル台座 | |
| 感謝プレート |