研究者・大学名一覧

研究者・大学名一覧

研究者/大学

カナ

所属研究機関

  • 塩田 友果特任研究員(日本学術振興会特別研究員PD)
    シオタ ユカ
    金沢大学
    医薬保健研究域医学系

    研究分野: 社会科学、小児発達学

    研究概要

    自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder; ASD)は社会性の障害を特徴とする発達障がいです。ASDの診断基準を満たさないものの、他者の思考や感情を理解することが難しく、社会的コミュニケーションに困難を抱えやすい方たちは、ASDグレーゾーンと呼ばれます。発達早期にASDグレーゾーンを識別し、こうした生きづらさを抱える人たちを適切な支援に繋げることが求められていますが、これまでに有用なバイオマーカーは報告されていません。本研究では、ASDグレーゾーンの遺伝要因と他者の心の類推に関する神経基盤を明らかにし、特異的なバイオマーカーを確立することで、適切な支援につなげることを目的としています。

  • ジェンキンズ ロバート准教授
    ジェンキンズ ロバート
    金沢大学
    理工学域

    研究分野: 古生物学,地球生物学,地球惑星科学

    研究概要

    2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震によって,能登半島の外浦(北西海岸)は歴史記録に類をみない4mを超える隆起が引き起こされ,珠洲市と能登町を中心とした内浦(東海岸)には津波が襲来した.これらによって海底環境や海洋生態系に大きな影響を与えた.その実態を把握し,継続的な生態系・環境の回復過程を追跡する.
    本研究では,能登半島地震の最大の特徴である「隆起」と「津波」による影響評価を行うべく,輪島地域と,能登町-珠洲地域の2地域において,生物学的・地球化学的・地質学的分析を駆使して,生物相,生態系,水(海水・海底下の間隙水),海底(岩礁・堆積物)を総合した生物―地球―化学環境の変化を明らかにする.

  • 高松 博幸教授
    タカマツ ヒロユキ
    金沢大学
    融合研究域融合科学系

    研究分野: 免疫療法

  • 多田 隼人助教
    タダ ハヤト
    金沢大学
    附属病院循環器内科

    研究分野: 循環器内科学

  • 谷口 健司教授
    タニグチ ケンジ
    金沢大学
    理工学域

    研究分野: 河川工学(洪水や氾濫のシミュレーション,大雨災害に関するリスクと対策の評価,人口減少や都市構造変化と水害),水文気象学(温暖化の影響評価,降雨予測精度向上)

    研究概要

    地球温暖化による気候変化に伴い,大雨の激甚化や頻発化,それに伴う大規模洪水の発生が懸念されています.また,我が国においては今後人口減少が進むことが想定されており,都市構造変化も予測されます.
    地球環境の変化により,将来の大雨がどのように変化するかを明らかにし,気候変化下での河川の氾濫や土地の浸水について推定を行うとともに,社会構造が変化した際の経済損失や避難困難度といった水災害リスクの評価を行います.さらに,氾濫制御施設や遊水地の建設といったハード対策や,人口減少下における居住地移転や土地利用の変更などの都市計画的施策による被害軽減効果の評価を行い,有効な水災害対策を考究します.
    また,リアルタイムでの水災害対策に資する降雨予測情報の構築と活用に関する研究にも取り組みます.
    以上の研究活動により,水災害に適応した強い社会・地域づくりの実現を目指します.

  • 内藤 尚准教授
    ナイトウ ヒサシ
    金沢大学
    理工研究域

    研究分野: 福祉リハビリテーション工学、機械工学、バイオメカニクス

    研究概要

    様々な事情により、股関節から脚を切断すると、脚全部の機能を失うことになるので身体の運動能力は大きく損なわれます。そのような下肢切断者の方は股義足(こぎそく)と呼ばれる義足を脚の代わりとして利用することになります。股義足は、股・膝・足の3つの関節を持つため、義足の中で最も高度な機能が求められますが、現状の股義足の機能は本物の脚に遠く及びません。現状の股義足利用者は日常生活において、運動能力の不足による大きな困難を抱えておられます。
    本研究では、そのような下肢切断者の方の運動能力を大きく向上させることができる高機能なロボット股義足の開発を行っています。具体的には、股・膝・足の関節を動力化した部品(ハードウェア)とそれらを連動させて適切に動かす技術(ソフトウェア)の開発と、それらを組み合わせた股義足の開発を同時並行的に進めています。使用者の思い通りに動作する股義足を実用化できれば,日常生活の負担を大幅に減らし、さらにはこれまでは「できなかったこと」(たとえばスムーズな階段昇降や坂道歩行など)が「普通にできること」になることで、下肢切断者の活動や参加機会が格段に拡大することが期待されます。

  • 中野 正浩准教授
    ナカノ マサヒロ
    金沢大学
    理工学域物質化学系

    研究分野: 電気化学

    研究概要

    軽くて安い、どこにでも気軽に設置できる次世代太陽電池の実用化を目指して研究をしております。
    毒性物質も一切含まないので、ロケーションフリーな電源として、森林などを伐採せずとも様々な場所に太陽電池を用いることができるようになります。

  • 長田 直人講師
    ナガタ ナオト
    金沢大学
    医薬保健研究域医学系細胞分子機能学

    研究分野: 代謝学、消化器内科学

    研究概要

    本研究では、脂肪性肝疾患の進行メカニズムを詳細に解析し、すでに承認されている医薬品を新たな治療法として応用(ドラッグ・リポジショニング)できる可能性を探ります。これにより、早期の臨床応用を目指し、より効率的で安全な治療法の確立を目指します。

  • 二宮 順一准教授
    ニノミヤ ジュンイチ
    金沢大学
    理工学域

    研究分野: 海岸工学

    研究概要

    大気と海洋の間では、風、波、海流の運動エネルギーや、気温、水温、蒸発による熱エネルギーのやり取りが常に行われています。大気から海洋への運動エネルギーの供給は波の発達や海流に影響し、海洋から大気への水蒸気の供給は降水や台風の発達に影響を与えます。これにより、沿岸災害や漁業施設などの沿岸産業、さらに豪雨、洪水、強風といった形で私たちの生活にも大きな影響を及ぼします。
    海面は、運動エネルギーと熱エネルギーのやり取りが常時同時に進行している非常に複雑な環境です。しかし、これまでのところ、どれだけの運動量、熱エネルギー、水蒸気がやり取りされているのかはまだ完全には解明されていません。これらを正確に把握できるようになると、日々の天気予報や台風の予報精度が向上し、気候変動による大気と海洋への影響をより正確に予測できるようになります。
    私たちは、大気と海洋の相互作用を解明するために、観測やシミュレーションを駆使した研究を進めています。この重要な研究を支えるため、皆様のご支援をお願い申し上げます。
    個人webサイトはこちら→https://www.airsea.jp/

  • 長谷部 徳子教授
    ハセベ ノリコ
    金沢大学
    環日本海域環境研究センター

    研究分野: 地質学・地球年代学

    研究概要

    地球年代学・熱年代学分野の研究の深化を目指した国際会議を開催します